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うりの闘ハゲ記録

はじめに、これはうりのハゲができてから完治するまでの記録であって、その原因が究明できたというものではありません。ここに書いてある事を実行したからといって必ずしもハゲが治るというわけではありませんが、'98年11月から'99年3月までのほぼ4ヶ月間、実際にどういう事があって、それにどう対処してきたかという、うりと飼い主の経験談として読んでいただけると嬉しいです。ハゲには色々な要因があるようですが、うりの場合が何であったかはいまだにわかっていません。飼い主さん達があまり神経質になりすぎることなく、シマリス君たちと日々の生活を送っていく上で、少しでも参考にしていただけたら幸いです。また、「しまりすぱーく」では、たくさんの人にハゲに関するアドバイスをいただきました。この事で悩みすぎて自分がはげてしまうのではないかと周りに心配されていた私に、元気を与えてくださってありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
*「しまりすぱーく」=シマリスに関するメーリングリスト。詳しくは
こちらまで。

ハゲの記録

1998.11.中旬 おでこに小さいハゲができる。
1998.11.下旬 はじめ小さかったものが、どんどん広がっておでこ全体がはげてしまう。ビタミン剤を時々与え始める。
1998.12.上旬 「しまりすぱーく」の皆さんに相談する。摩擦が原因かもしれないので座布団を部屋から撤去する。
  思っていた以上に、ハゲに悩むリス君が多いことに驚く。
1998.12.下旬 ハゲは相変わらず治らないものの、それ以上広がる様子もなし。ビタミン剤の投与をやめる。
1999. 1. 下旬 ハゲ部分におできができた為、あわてて病院へ連れて行く。
  おできはただのにきびだろうとの診断を受ける。ハゲも病気の疑いは薄いとのこと。
1999. 2. 上旬 にきびには、お医者様から薦められたイソジン消毒薬を4〜5日つけ続け完治する。
1999. 3. 上旬 にきびの治ったあたりから、少しずつ毛がはえはじめる。
1999. 3. 中旬 最初はハゲの中央だけだったのが、だんだん全体的にはえそろい始める。
  色はそろわないものの、完全に毛ははえそろって一応完治する。

いくつか考えられる要因

・摩擦からくるハゲ

<状況>
うりはお散歩の時、座布団などの下に潜り込むのが大好きである。よく注意して見ていると鼻先でぐいぐいと座布団を押し上げ、おでこをこするようにして中まで滑り込んでいく。またおしりから出てくる為に、おしりも含め首からおでこに至る毛も、逆毛がたったような状態になり、その結果前後から摩擦が生じたようになってしまう。
<対策>
摩擦を起こさない様にする為には、とりあえず潜る場所をなくすしかないということで、お散歩させる部屋から一番好きな座布団を撤去した。そして、それによるストレスを避ける為に、軽いハンカチを常に置くようにした。結果、そこに好んで(仕方なく?)もぐるようになった。軽いものであれば摩擦も少ないであろう。

・ストレスからくるハゲ

<状況1>
シマリスはストレスにはめっぽう弱い動物なので、飼い主は特に気をつけなければならないようだ。実際ストレスによってハゲを作ってしまうリス君も多い様で、私もこれについてはいろいろ考えさせられた。まず、ケージから出してやることがリスにいいと思われがちだが、飼い主の都合で出したり入れたりするのは、かえってリスにとってはよくないようである。そして過度のスキンシップもリス君にはいい迷惑となることが多い様だ。うりは子供の頃から、毎日1度は部屋で放して散歩させることが日課になっている。
<対策1>

部屋での散歩は日課になっていた為いまさらやめるわけにもいかず、できるだけ規則正しい散歩を心がけるようにした。具体的には、出す時間はなるべく同じ時間(遅い時間になったら出さない、夜中に遊びたくても出さない)にする、一度出したらうりが自分の意志で入るのをなるべく待つ、(時間がない時は出さない)など。そして、お散歩させている時にはあまりちょっかいを出さず、向こうからやってきた時だけスキンシップをはかるようにする。

<状況2>
うりのケージは週に1度掃除をしているが、その掃除の直後はいつもうりが落ち着かない様子だ。当然小屋の中に貯食されたものや、敷きわらや砂の下に隠された食べ物も、その時に捨ててしまうわけだから、落ち着かないのも仕方のないことだが、私は毎週のこの時のうりの様子が気になっていた。
<対策2>
そこで試しに、ケージの掃除を2週間に1度にしてみた。汚れた敷きわらをこまめに撤去することによって、冬の間は大丈夫のようにも思われたが、小屋の中のわらやティッシュ(寝床を作る為に持ち込んでいる)が、やたらと湿っていたので、かえって体に悪い様に思ってすぐにやめた。そのかわり、掃除をする時にうりから見えない様にしたり(今までもそうしていたのだが)、小屋の中にもうりのにおいのするものを少し入れてやるなど、苦し紛れの対策をほどこしてみた(^_^;)

・栄養の偏りによるハゲ

<状況>
食べ物に関しては、わりと幅広く与えていたつもりであった。しかし、好き嫌いの多いうりのこと、思っていた以上に栄養が偏っていたのかもしれない。これまでのうりの基本的な食事は、ハト餌、ひまわりの種少々、野菜少々、リス用混合餌などに、時々かぼちゃの種、果物、くるみなどを与えていた。栄養の偏りもハゲの要因としてはかなり大きなものと言えるようだ。
<対策>
今までのえさに加え、冬だということもあって、ひまわりの種の量を増やしくるみを毎日与えるようにした。 そして、にぼし、ビタミンの配合されたエサを追加した。(にぼしは今までほとんど口にしなかったのだが、根気よく与えたらなんとか食べるようになってくれた) そしてヨーグルト(無糖)とチーズを時々与え、毎日の野菜も今まで以上にバラエティーに富んだ内容にしてみた。とにかく、シマリスに与えてもいいような食べ物は少しずつ何でも与えるようにした。人間と同じで、色んな食材を少しずつたくさんとるのがいいように思って実行してみた。最初の頃、水に数滴のビタミン剤を混ぜて与えていたが、効果があらわれなかったので、しばらくしてやめた。

・病気によるハゲ

<状況>
ハゲには当然、病気が原因によるものもある。外部寄生虫や内分泌系の疾患、皮膚真菌症などである。こればかりは、素人が見てみたところでわかるものではない。そこで、最初の頃は病院へ連れて行こうかどうかも悩んだのだが、病院へ連れて行く事によるストレスを怖れてしばらくの間は様子を見ていた。しかし、1月の下旬におでこのはげた部分に小さいおできができたため、あわてて病院へ連れて行く事になった。
<対策>
お医者様に診ていただいたところ、おできはにきびのようなものなので心配はないとの事で一安心した。(にきびの方は、イソジン消毒薬を4〜5日つけることで完治した) そしてはげについても相談すると、ぱっと見は病気とも思えないし、私の言うように摩擦が原因によるものではないかとの事だったが、一応紫外線を当てる診察をしていただいた。もし真菌症だった場合、暗闇で紫外線を当てると光る事が多い様だ。ただ光らない場合もあるのでこれだけでははっきりした事は言えないとのことだが、先生の目から診て、真菌症の場合と摩擦による場合とでは明らかにはげ方に違いがあるそうだ。真菌症によるはげの場合、摩擦のようにこすれたようなはげと違って、見事につるっと綺麗にはげてしまうそうである。いずれにしても素人ではなかなか判断できないので、あまりひどい場合は病院へ連れて行くのもいいと思う。

・季節の変化によるハゲ

<状況>
色々な人のお話から、「何も原因は思い当たらないのに毎年この時期になるとはげてしまう。」というお話をよく聞く。そういう場合は一様に、ある時期がくると何事もなかったように治るそうである。これは、温度の変化によるストレスや、野生生活であれば冬眠をしている時期なのに飼育下では違うといったような、いろいろな事が原因となっているのではないだろうか。
<対策>
毎年同じ時期にはげができてしまっても、やはり同じようにある一定の期間をおいて完治するのであれば、それはそれほど心配する必要はないと思う。ただ今回のうりの場合は、4ヶ月にもわたっている上、はじめて迎える冬だったためにその判断が難しかった。(飼い主の経験不足である。) それにおでこ全体という結構な大きさであり、同じ日に産まれた姉妹があまりにも綺麗にはえ揃った毛を持っていた為、やたらと異常に見えてしまったのだ。しかし、季節の変わり目は人間でも体調を崩しやすい時期なので、注意してやるに越した事はないと思う。

・番外編(注・根拠がないので笑い話として読んでください)

<状況>
うりのおでこににきびができた時、イソジン消毒薬で治したという事はすでにお話ししたが、そのイソジンを塗った部分から毛がはえてきたことに飼い主は注目した。
<対策>
「まさかそんなことは・・・」と思いつつ、消毒薬なので問題はなかろうと、他のはげ部分にもイソジンを4〜5日塗りつづけてみた。(にきびの時と同じ日数) すると、しばらくして薬を塗った部分から毛がはけてきた。あまりにもタイミングがよかったため、はじめは「イソジン消毒薬ははげに効くのでは!」と大発見でもしたような気分になったものだが、冷静に考えてみれば上記のようないろいろな対策をこうじた上、春も近いという時期的なものもあって、ちょうどタイミングがよかっただけだということに気付いた。しかし・・・もしはげの原因が何かのバイ菌のせいだとしたら、イソジンでバイ菌が殺されて治ったのでは・・・などと色々想像するのも楽しいものである。(笑)


これらいくつかの要因を挙げてきましたが、どれが原因だったかわかったわけではなく、全ての事が原因となっているのだという事を仮定していろいろな事を試してみました。飼い主さんがあまりにも神経質になることは、かえってシマリス君達にそれが伝わりストレスにもなりかねません。あせらず少しずつ改善できればいいのではないかと思います。(私もしまりすぱーくの方々に教わりました(^-^)前向きにがんばりましょう!!